プログラミング言語とは?
プログラミング言語(英語:programming language)とは、コンピュータに対して命令(どんな処理を実行するか)を出すための言語のことです。
コンピュータが理解できるのは機械語と呼ばれる言語だけであり、人間が使用する言語(日本語や英語など)は理解することができません。
コンピュータに命令を理解させるためには、コンピュータが理解できる言語(機械語と呼ばれる0と1の数字が羅列されたもの)で命令を出す必要がありますが、人間が機械語を理解するのは現実的に不可能です。
そこで必要になるのが、プログラミング言語です。
人間も理解できるプログラミング言語を使って命令を出すと、コンパイラ※1と呼ばれる翻訳機が自動で機械語へ変換してくれます。
プログラミング言語を使用するためには、プログラミング言語ごとに定められた文法を習得する必要がありますが、プログラミング言語を使用することで機械語が理解できない人間でも、コンピュータに命令を出すことができるのです。
プログラミング言語の種類
プログラミング言語には様々な種類がありますが、ここでは主なプログラミング言語について解説します。
C言語
「シーげんご」と読みます。
C言語は汎用性が高く、処理が高速なのが特徴です。
ポインタと呼ばれるメモリ管理を行うことで、他のプログラミング言語よりも高速で処理することができます。
また、ハードウェアよりの記述ができることも特徴の一つであり、OSや、ロボットなどの制御系などハードウェア側のプログラムとしても活用されています。
それゆえに、難易度は少し難しく、初心者が初めて学ぶ言語には向かないかもしれません。
C++
「シープラスプラス」読みます。長いので、「シープラプラ」とか「シープラ」と呼ばれることが多いです。
C++は、C言語を機能拡張した言語で、オブジェクト指向という概念が取り入れられています。
C#
「シーシャープ」と読みます。
C言語に名前が似ていますが、C言語とC#は全く別の言語です。
C#は、C++と同様にオブジェクト指向を取り入れており、一番の特徴は後述するJavaの文法に似ていることです。
C#とJavaは文法が似ているので、どちらかの言語を理解している人であれば、もう一方の言語を覚えるのにさほど時間はかかりません。
私の場合は、最初にJavaを習得し、その後に仕事でC#を使用することになりましたが、全く苦になりませんでした。
Java
「ジャバ」と読みます。
Javaもオブジェクト指向言語であり、プログラミング言語の中でも上位のシェアを誇ります。
小規模から大規模、Web開発やアプリ開発と、様々な開発で使用されています。
最後まで読んで頂きありがとうございます。