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古い炭ってバーベキューで使えるの?古い炭を復活させる方法は?

キャンプ
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  • バーベキュー用に購入した炭。箱売りされている炭はかなりの量なので、けっこう余りますよね?次に使用する機会がすぐあればいいですが、場合によっては、何年も保管しておくこともあるでしょう。
  • そんな、何年か前の古い炭はバーベキューで使えるのか?
  • そもそも、炭には使用期限はあるのか?

この記事ではそんな疑問にお答えします。

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どんなに古い炭でも使用可能

結論から言いますと、どんなに古い炭でも使うことができます。もちろん、新しい炭と同じ様にバーベキューにだって使えます。

実際に私も、コロナ前の2019年に使用した炭の残りを、今年の夏にバーベキューで使用しました。3年前の炭でしたが、問題なくバーベキューを楽しむことができました。

「何年前の炭は使えない」という期限はありませんので、『子供が小さい時にバーベキューで使った炭が物置から出てきた。』そんな遠い昔の炭であっても、十分使えます。

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古い炭の再生方法

ただし、古い炭はそのままでは使えません。炭には水分を吸着する力があるため、適切に管理されていなかった炭には多くの水分が含まれています。

湿気った炭はなかなか着火しませんし、それだけでなく爆跳(ばくちょう)と呼ばれる爆発が起きる可能性があります。

ですので、古い炭を使用するためには、乾燥させて炭を再生する必要があります

また、炭には、水分だけでなく匂いも吸着する力があるので、保管場所によっては、まわりの匂いがついてしまっている場合があります。匂いがついてしまっても、バーベキューに使えない訳ではありませんが、できればバーベキュー以外で再利用することをおススメします。

再生方法1.天日干し

一番重要なのは、湿気った炭をしっかりと乾燥させるということ。

晴れた日に、新聞紙の上に炭を並べて、天日に干します。私はマンション住まいですが、マンションのベランダで天日干ししています。

天日干しの時間ですが、1~2時間程度では十分に乾燥しません。2~3日天日干しするのがベストです。

再生方法2.湿気が入らないように保管する

天日干しの後は、炭の保管方法が重要になってきます。

せっかく乾燥させた炭であっても、保管方法を間違えると、またすぐに湿気ってしまいます。

天日干しで十分に乾燥させた炭は、新聞紙にくるんでからビニール袋に入れて保管しましょう。その際、ビニールの口はしっかりと閉じないと湿気が入ってくるので要注意です。

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古い炭を使用する際のポイント

1.古い炭だけでは使用しない

バーベキューで使用する際、古い炭だけで着火するのではなく、新しい炭を中心に使用し、古い炭は端っこの方で少しずつ使っていきましょう。

新しい炭を使用することで、着火しやすくなりますし、万が一古い炭が爆跳したとしても、被害を軽減することができます。

爆跳が起こることも想定しながら、少しずつ使用するイメージが良いと思います。

2.爆跳(ばくちょう)を防ぐためには

では、どうすれば爆跳を防ぐことができるのか?

爆跳とは、炭の内部の水蒸気が加熱により膨張し、外に逃げることができずに炭を押し割る現象のことです。炭が爆発するなんて、考えただけでも怖いですよね?

冒頭で、私自身、2019年に使用した炭の残りを使用したことをご紹介しましたが、その際に一部の古い炭がパチパチと爆ぜる(はぜる)現象が起きました。

古い炭の再生方法でご紹介したとおりの手順を行って再生した炭を使用したのですが、バーベキューで使用するまでに1か月程度期間があいてしまったため、その間に少し湿気ったと思われます。梅雨明け直後の7月上旬に天日干ししたのですが、その後の戻り梅雨期間が長かったことが影響したのでしょう。

天日干し後、期間をあけずに使用するのがベストですが、そう都合良くはいかないもの。そんな時は、バーベキューで使用する直前に乾燥させてから使用すると良いです。キャンプ場やバーベキュー会場に着いた後は、テントの設営等、何かと時間がかかるので、その間に古い炭を天日干しにします。

私の場合、この手順が抜けていました。使用する1か月前に十分に天日干ししたことで、その後に湿気ることを想定していませんでした。その結果、炭の中に水分が少し含まれていたために、パチパチと爆ぜる(はぜる)現象が起きてしまいました。

最後まで読んで頂きありがとうございます。