これからマンション暮らしを始める方、最近マンション暮らしを始めた方にとって心配なのが、1年後・3年後・5年後に発生するかもしれない設備の故障だと思います。
入居してから5年以内に壊れる設備は何なのか?壊れやすいマンションの住宅設備とは?新築マンションを購入し入居後5年経過した私が、実際に壊れた設備をご紹介します。少しでも、みなさまの参考になれば幸いです。
新築マンション入居後5年以内に実際に故障した設備
1.風呂ふた
マンション購入時に備え付けられていたのは、TOTO純正の2枚タイプの風呂ふたでした。
以前住んでいた賃貸マンションではシャッター式の風呂ふただったため、溝の部分の掃除がとても大変でした。2枚タイプの風呂ふたはフラットで溝がなく、掃除が楽でカビも発生しにくいため、とても気にいっていました。
しかし、約3年を経過したころに、風呂ふたのまわりのゴムの一部が剥がれてきました。ゴムが剥がれても風呂ふたとしては機能するので使い続けましたが、見た目に中古感が出てしまうのと、剥がれた部分を増やさないよう優しく掃除する必要が出てきました。
2.シャワーヘッドの止水ボタン
シャワーヘッドそのものは今も問題なく使えています。故障したのは、シャワーヘッドの止水ボタンです。こちらも約3年を過ぎたあたりから、故障の前兆が見え始めました。
だんだんと止水ボタンを押した後の戻りが悪くなり、ひっかかって戻らないことが多くなりました。最初の頃はそれでも何とか使えていましたが、それから約1年後(入居してから4年後)には、完全にボタンが戻せない状態になりました。つまり、止水ボタンが機能しなくなったのです。
とはいえ、止水ボタンが機能しなくともシャワーヘッドそのものに問題はなかったため、その後も使い続け、きりが良い5年経過後にシャワーヘッドを買い替えることにしました。
3.リビングの窓の網戸
またまたこちらも入居後3年を経過した頃から、リビングの網戸がスムーズに動かなくなりました。何かにひっかかっているような重さがあり、片手で動かすのが難しいレベルです。全ての網戸がそうなった訳ではなく、リビングの1枚の網戸だけがそのような状態になりました。
説明書を見て自分で修理しようと試みましたが、すぐに諦めました。理由は以下のとおり。
- 起きている事象にピンポイントで対応する対処法が記載されていない。
- そもそも、窓・網戸ともに、複数種類に対応した汎用性のある説明書なので、説明書のイラストと実物とが微妙に異なる。
網戸下部のローラー的なものに異常が起きているのはわかるのですが、下手に手を出して完全に動かなくなっても困るので、現状のまま使用することにしました。
ちなみに、KURE「5-56」で延命措置を図った結果、気休め程度の効果はありました。
バネが壊れたら素人では修理できない
マンション設備ではないので上記には記載しませんでしたが、入居後に購入した掃除機もダストボックスが壊れ一度部品購入しています。
「シャワーヘッド」「網戸」「掃除機のダストボックス」これらに共通しているのは、バネの故障・劣化が原因と思われる点です。少しでも分解してみた方ならよくわかると思いますが、バネ関連は素人が修理するのはとても難しいです。完全に壊れてもいい覚悟があるなら自分で修理してもよいでしょうが、そうでない場合は手を出さないほうが無難です。
入居後5年以内に大きな故障はなかった
私の場合、幸いにも入居後5年間で生活上致命傷となる故障は発生しませんでした。一般的にも5年経過後に故障が多くなってくると言われているので、妥当な結果かと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。