- 家庭で分厚いステーキを焼くのって難しいですよね?
- 食べてみたら、まだ中が冷たかったり、そんな失敗はありませんか?
- この記事では、分厚いステーキをおいしく焼くための方法をご紹介します。
肉を常温に戻す
冷蔵庫から取り出してすぐに肉を焼いてしまうと、表面だけが焼けて肉の中までなかなか火が通りません。そんな失敗をしないためにも、焼き始めの30分~1時間前には冷蔵庫から肉を取り出し室内に置いて常温に戻しましょう。
肉が冷凍されている場合、当日に解凍するのではなく、前の日のうちに冷蔵室に移してゆっくりと自然解凍しましょう。
塩こしょうは直前にふる
塩をふるのが早すぎると、肉の水分と旨味が失われてしまいます。
塩こしょうは焼く直前にふることで、肉の旨味を閉じ込めることができます。
フライパンは鉄製がおすすめ
鉄製のフライパンは熱ムラが少なく均等に熱が伝わるので、おいしく焼き上がります。
もちろん、鉄製のフライパンでなくても大丈夫です。
焼き方が一番重要
数センチの分厚いステーキを焼く場合、焼き方が一番重要です。ポイントは以下の4つ。
余熱は不要
調理の際は、あらかじめフライパンを温めておくのが基本ですが、分厚いステーキの場合、余熱は不要です。
フライパンが熱くなっていると、表面だけを焼きすぎてしまうので、フライパンは肉を焼く直前に火をつけます。
弱火でじっくりと
分厚いステーキの中まで火を通すためには、弱火でじっくりと焼きましょう。
焼き始めから数分経つと、肉の焼面が白っぽくなってきます。下から約3分の1が白っぽく変わったら裏返しのサインです。肉を裏返し反対側を焼きます。表面と同じぐらいの時間焼きましょう。
フライパンや火力によって焼時間は変わってくるので、焼き具合を見ながら調整してください。
肉を休ませる
肉が焼きあがったら、肉をフライパンからバットに移し少し休ませることで、肉の中心部まで火が通ります。この工程を入れることで、肉の中心が冷たいまま焼けてしまうのを防ぐことができます。
目安として、2センチのステーキの場合、3分ほど休ませましょう。肉が冷め過ぎないよう注意してください。
より火を通したい場合は、アルミホイルでくるんであげると良いです。
仕上げは強火で焼き上げる
肉を休ませたら、最後の仕上げに強火でさっと焼き上げます。
両面をそれぞれ20秒~30秒程焼くことで、カリッと香ばしく仕上がります。