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【初心者にもおススメ】少額から始める長期投資。シミュレーション結果も公開

資産運用・投資
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この記事では「株式を長期保有すること」「配当金を再投資すること」で株式投資の収益が大幅に向上することを説明しており、以下のような読者に読んで頂きたい内容となっています。

  • これから投資を始めようと考えている方
  • 投資を始めたが思ったような成果が出ていない方
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1.「貯蓄」から「投資」へ

最近よく耳にする『「貯蓄」から「投資」へ』という言葉。以前に比べれば、投資という考え方が一般的に浸透してきているとはいえ、それでもまだ、これから投資を始めようと考えている人にとっては、中々一歩を踏み出せないというのも事実だと思います。

原因は、株式投資に対するマイナスイメージではないでしょうか?以前の自分もそうでしたが、株に手を出して失敗した場合「破産する」という悪いイメージを持っていました。それはなぜか?株式の取引には、信用取引というものがあり、自己資金以上の取引が可能となります。信用取引では、自己資金以上の多額の損失が発生する可能性があることから、「株で失敗=破産」のイメージがあるのでしょう。

しかし、現金(自己資金のみ)で株式を購入する現物取引を行っている限りは、自己資金が0になることはあっても、自己資金以上に損をすることはありません

「投資」が日本人の文化として馴染むか?というと少し難しい気もしますが、投資する・しないを自分で決断するためにも、正しい知識を持つ必要があります。

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2.これまでの自分の投資スタイル

自分が初めて証券口座を開設してから、約10年が経ちます。

その間、投資した金額としては10万円程度とごく少額であり、運用成績もあまりよくありませんでした。

狙いは低位株ばかり

前述のとおり、十分な運用資金を用意することができなかったため、今後大きく値上がりしそうな低位株を狙って購入していました。

10年前にも単元未満株(1株単位で取引可能な株)は存在していたので、大型株を購入することもできました。しかし、今でこそ、どの証券会社も購入手数料はほぼ無料ですが、当時は手数料が高く、単元株での取引に比べると手数料が割高になるデメリットがあったため、大型株は敬遠していました。

売却益狙い

株を購入することの目的が「売却益で儲けること」だったので、日々の株価の値動きに一喜一憂し、売却のタイミングを見計らっていました。

投資期間は特に意識していなかったので、短期で売買することもあれば、逆に塩漬けとなり年単位で保持していた株もあります。

運用成績

売却益で数千円程度の利益を出したこともありますが、低位株がそうそう大きく値上がりする訳もなく、10年間の運用で大きな利益を残すことはできませんでした。

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3.根本的な投資スタイルの見直し

成果の上がらない株式投資を10年程続けた後(数年ブランクあり)、自分の投資スタイルを見直すため、改めて投資について勉強しました。その時に読んだ1冊の本に大きな影響を受け、投資スタイルを根本的に見直しました。

この本からは特に、以下の2点がとても需要であることを学びました。

  • 株式を長期保有すること
  • 配当金を再投資すること(複利効果)

投資スタイルの見直し内容と、見直し後の1年間の運用成績について以下に詳しく記載します。

見直し1.毎月決まった金額を投資する

積立投資を用いて、毎月決まった金額を積み立てるよう変更しました。自分の場合は、毎月5,000円の積み立てを1年間行い、合計60,000円の積立投資を行いました。

積立投資は、ルコスト平均法での投資となるため、価格変動リスクを抑えられるメリットがあります。

見直し2.投資先は優良株に絞る

積立投資と言っても、投資信託を購入する訳ではありません。単元未満株を積立サービスにより購入するのです。

私が利用しているauカブコム証券には「プチ株積立」というサービスがあり、毎月500円以上1円単位の少額から積み立てることができます。しかも、積立時の手数料は無料ですので、株式購入時の手数料を気にする必要がありません。

そして、投資先の銘柄は優良株に限定します。優良株とは、業績が安定していて潰れる可能性が低い優良企業のことです。また、売却益を狙っている訳ではないので、日々の値動きは気にしません。長期保有することが前提なので、配当利回りを意識しながら優良株への積立てを行っていきます

見直し3.配当金を受け取ったら再投資する

受け取った配当金を再投資するという考えは一切ありませんでしたが、複利効果(運用で得た利益を再投資することで、利益がさらに膨らんでいく効果のこと)というものを知ってから、その考えは一変しました。複利効果の威力はものすごいです。あのアインシュタイン博士は「複利効果は人類最大の発明」とまで言っています。

配当金の再投資について、私の投資実績を例に説明しましょう。

配当金の再投資のイメージ

私が長期投資にスタイルを変更してから1年間で積立投資した金額は60,000円、配当金の合計金額が2,200円なので、配当利回りは3.7%となります。

1年間で投資した金額60,000円
配当金2,200円
配当利回り3.7%

配当金の再投資とは、受け取った配当金2,200円を再度投資にまわすことです。

その結果、翌年に受け取ることのできる配当金は2,302円となり、これを毎年繰り返すことで、配当金は右肩あがりとなっていきます。

配当金の再投資による福利効果

上記の配当金の再投資のイメージは、元本60,000円を運用した場合の例です。

しかし、実際は毎月5,000を積立てていくので、年間60,000円ずつ元本は増えていき、加えて毎年の配当金も投資対象となるので、さらに元本は増えていきます。

もう少し具体的に説明しましょう。

毎月5,000円を配当利回り3.7%で運用し、配当金を再投資していった場合の将来的なシミュレーション結果です。

20年後の資産合計は1,732,082円(配当金の再投資なしの場合は1,200,000)で、年間の配当金は64,087円まで増えています。

単利(配当金の再投資なし)の場合、20年後に受け取れる配当金は44,400円なので、比較すると、なんと約1.4倍もの差があります。

このシミュレーション結果は、毎月5,000円というごく少額を積み立てた場合の結果なので、積み立て額を増やしたり、投資期間を長くすることで、さらに収益を増やすことができます。

また、優良企業に投資することで、将来的に増配を期待することができるため、収益はさらにアップします。

いかかでしょう?長期投資と複利効果のメリットについてご理解いただけたでしょうか?

最後まで読んで頂きありがとうございます。