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ベランダのプランターでほうれん草を育てる

ベランダ菜園
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  1. ほうれん草を作るのは難しいと思っていませんか?しかもプランターで大丈夫?
  2. 実は、ほうれん草を作るのは難しくありません。初心者向きです。
  3. 多少日当たりが悪くても育つので、マンションでの家庭菜園に向いています。プランターでも大丈夫です。
  4. 1か月~1か月半で収穫可能と生育期間も短いため、何度も楽しむことができます。
  5. 家庭菜園の経験が浅い私でも、秋~春にかけて、立派なほうれん草を3回も育てることができました。
  6. この記事では、ほうれん草の育て方をご紹介します。
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道具の準備

必ず必要な物
  • プランター
  • 野菜用の培養土
  • 鉢底石
  • 化成肥料
  • ハサミ(収穫時に使用します)

プランターで育てる場合、根はさほど深くならないので、プランターの深さは15~20cmで十分です。それから、マンションの限られたスペースの中でもたくさん収穫したいですよね?そのためには、2条(2列)巻きが必須になるので、プランターの奥行は25cm程度のものを用意しましょう。

良質で高価な培養土を使用すれば、たくさん収穫できる確率は上がると思います。ですが、コスパ重視で安価な培養土でも問題ありません。ただし、酸性土壌には弱いため、ほうれん草に最適とされるpH6.3~7.1であることを必ず確認してください。pHの値はパッケージに書いてあります。

私の場合、ホームセンターで購入した20リットルで400円程度の培養土を使用しました。

なくても大丈夫な物
  • じょうろ(ペットボトルで代用可)
  • 小型スコップ
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【手順1】種まき

ほうれん草は苗ではなく種から育てます。

アクの少ないサラダほうれん草という品種がおすすめです。小学生の娘もたくさん食べてくれました。

プランターの準備

プランターは初めに水で洗うのがベストですが、マンションだと難しいので軽く拭く程度でも十分です。

  1. プランターに鉢底石を入れます。底が見えなくなるまで入れてください。最初からネットに入っているタイプを使用すると作業が楽です。少し高くつきますが。
  2. 野菜用の培養土を入れます。プランターいっぱいまで土を入れるのではなく、縁から数cm程度の余裕を持たせましょう。

種まき

種のまき方は、直線の溝を付けその溝に種をまく「条まき(すじまき)」を用います。

  1. 事前に、一晩水に浸しておくと発芽しやすくなるそうです。
  2. 指で深さ1cm程度の溝を2列作ります。2列の間隔は10cmは確保しましょう。
  3. 溝にそって種をまきます。間隔の目安は0.5~1cmですが、あまり神経質になる必要あはりません。
  4. 親指と人差し指を使って、溝の両脇の土を少しつまんで種にかぶせます。
  5. たっぷりと水やりしてください。プランターの底から水が流れ出るまでが目安です。

水の勢いが強すぎると種が流れてしまう事があります。水の勢いを調整しながら水やりするようにしましょう。

ペットボトルの場合、水やりキャップを使用すると、勢いを調整しやすいですよ。

水やり

土が乾いてきたかどうかが水やりの目安となりますが、真冬でなければ毎日水やりしましょう。ほうれん草は乾燥を嫌います。

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【手順2】間引き

1回目の間引き

種まき後、1週間~遅くても10日程度で発芽します。双葉が開き本葉が出始めた頃が、1回目の間引きのタイミングです。生育が悪い芽を抜いていきましょう。芽と芽の間隔は3cm程度が目安です。

2回目の間引き

  1. 本葉が育ってきたら、5cm間隔に間引きします。
  2. 次に、化成肥料をまきます。化成肥料10g程度を2列の間にまき、土と混ぜてから株の根元に土寄せします。狭くて難しいですが、土寄せすると株が立って安定してきますよ。
  3. これが最後の間引きになるので、後は水やりしながら育てていきます。

※15cm程度まで育つのであれば3回目の間引きが必要ですが、プランターの場合そこまで大きく育たないので間引きは2回で十分です。

2回目の間引きが、ほうれん草栽培の最大のポイントです。間引きが多すぎると収穫量が減りますし、少なすぎると風通しが悪くなり生育に影響します。私の場合は数日に分けて少しずつ間引いていきます。

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【手順3】収穫

以下の写真ぐらいまで育ったら、収穫のタイミングです。根元をハサミで切って収穫しましょう。

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注意点

花が咲く前に収穫しよう

育ててみてわかったのですが、収穫のタイミングが遅れると花が咲いてしまいます。花が咲いても問題なく食べられるので収穫はできますが、味が極端に落ちます。花に栄養を取られることで、葉や茎へ栄養が行き渡らないのです。

花が咲いた後の成長はかなり早いので、もし花が咲いてしまったらすぐに収穫するようにしましょう。

花を咲かすために花茎が伸びて太くなった状態を「とう立ち」というらしいので、このような状態になっていないか観察することも大事です。

私のように収穫量を欲張ると花を咲かせてしまうので、ある程度の大きさになったら収穫するのが一番だと思います。

種まき時期の気温を確認しよう

ほうれん草は、発芽適温・生育適温ともに15~20℃です。さすがに真冬では発芽しないので、10月頃の秋まきか、雨水を過ぎた頃の春まきがいいと思います。私は10月末・2月末・3月末の計3回種まきをしました。

種まきの際は、直近1週間の天気予報を必ず確認しましょう。